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1月, 2023の投稿を表示しています

島田秀平さんの不可解な怪談・広尾のキツネバー

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  島田秀平さんの不可解な怪談・広尾のキツネバー 島田秀平さんが語る不可解な怪談で興味深いのが、狐のお面が飾ってあるという「広尾の不可解なバー」の話です。これは島田さんが知り合いの女優さんから聞いた話しとされます。 「広尾の不可解なバー」の話 女優さんがお世話になっている演出家の男性が体験した話です。その演出家には仲の良い友達(男1人・女1人)がおりまして、ご年配の親友3人組で仲良くしていたそうです。 その男友達の一人が不治の病に罹り先は長く無いと医者から余命宣告をされました。「元気なうちに好きな事を色々やろう!「「(余命宣告された友達の)やりたいことをなるべく叶えてあげるから!何かしたいことはある?」などと3人で話していたそうです。 その話の流れで20年か30年前から気なっているバーがあると言うのです。じゃあそこに3人で行ってみよう!とその日の夜に東京広尾の明治通り沿いにあるという気になるバーに行ったそうです。 そのバーは簡素なお店で、4人掛けくらいのカウンターがあって、奥にはお酒がずらっと並んでいる。一つ変わっているのが、壁に狐のお面が一つ掛かっている点です。 カウンターにはスーツをびっしと着た綺麗な女性のバーテンダーが居て、3人はお酒を注文しました。 余命宣告された友人は死を前にして突如霊感に目覚めたそうで、その第六感的が働いたのかこのバーはなんだか気持ちが悪い感じがして、やばいから早く出ようと言ったそうです。演出家の方は何も感じなかったそうですが、霊感がある女友達もやばい、やばい、早く出ようと言い出しました。 そして何だか分からないけど霊感がある二人は狐に化かされている感覚がしたそうです。 決定的におかしかったのが、女性のバーテンダーがお酒を作るためにくるっと後ろを向いたときです。3人はびっくりしました。服を着ているのは体の前面のみで、後ろ姿は裸だったのです。 「おぼっちゃまくん」というマンガに出てくるびんぼっちゃまというキャラクターのように、布で隠されてるのは体の前の部分だけで、後ろはまったく隠れていないという状況です。 霊感がない演出家からすると、綺麗な女性の後ろ姿が裸で最高じゃん!と思ったそうですが、やばいやばいと二人が騒ぐのでそそくさと店を出たと言います。 後日、もう一度行ってみたいと思った演出家が狐のお面が飾られてある広尾のバーを訪れたところ、そこ

タクラーン村の少女

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 タイ国タトーン郡スリン県にあるタクラーン村で撮影された動画といわれる。 母親の誕生日に弟がカメラを回してパーティーの様子を撮影していた。カメラを固定して、撮影していたところ、3分前後でオレンジのスカートと白いTシャツを着た女の子がこちらをみながら家族の後ろ走り抜ける様子が映る。 少女は人とは思えない、異様に長い手と大きな口で笑みを浮かべて走り去る。 『タクラーン村の少女』グロ動画サイト、オグリュッシュに投稿されてweb上に広がったとされ、絶対に検索してはいけないワードとしても挙がっている。 画像が荒く不鮮明であるため、合成であるとも言われており、風景的に撮影場はタイではないという見解もある。 雑誌の企画でこの動画を解析し、合成か否かを調査した検証動画が存在するとされ、その検証動画では少女の姿がより鮮明に映っているという。

精神破壊系の拷問 ウォーターボーディング

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  ウォーターボーディング ①中世の宗教裁判などで、自白を強要する拷問法に、頭頂へツー…っと細い水を流しつづける、というものがあったという話を本で読みました。 これだけ聞くと大した事ないようですが、頭部の一点に流しつづける水は、血行を妨げ、見た目からは想像もつかない苦しみを生み出すそうです。本当にこんな方法、効くのでしょうか? 2008年5月にアイスランドでコンドリーザ・ライス長官の訪問期間に行われた路上での抗議活動。アメリカでテロ容疑者に対してウォーターボーディングが行われていることに世界的な抗議活動が行われた。 確かに、指先に軽い熱傷をして流水に当てるとき、手を動かさず同じ場所にばかり当てていると、むしろ霜焼けの時のようなズキッとっする痛みが走ったり、夏に冷たいシャワーを「気持ちいい〜」と首筋に 当てつづけていると、かき氷を食べた時のようなキィ〜ンとくる頭痛を覚えたりした経験は私にもございますが。 インドかどこかの政治犯のルポを読んだとき、 「証拠隠滅に、火責めと同等の苦痛がありながら痕跡が何も残らない、背中に氷を当てられるという方法で吐かされた」と証言する若者に、横から老人が 「ふん、氷なんて洒落た物ンは最近の裕福な町の警察だ。わしらの頃は、水を使っていた」 ドミソドミソ ②極限の精神破壊系の一つに、ドミソばっかり聞かせるってのもありますが。ドミソドミソドミソドミソ・・・最後には発狂するそうです。後、水滴が落ちる音の繰り返しとか(しかもリズム正しくポチャン・ポチャン) 日本の水責め ③額に定期的に水滴を落とす拷問は日本でも行われていました。 一秒に一回規定量の水を額に落とすというものですが、毎回来る刺激と、その回数に精神が耐えられなくなるらしいのですが、同部に刺激を与え続けた場合、皮膚のその部分が麻痺してしまいます。 また、その水をぬぐえないというストレスに非常な時間さらされます。繰り返し行われる行為といえば、穴を掘らせてまた埋めるという拷問もあります。 意味の無い行為を繰り返すと、人間が発狂するのはストレスを簡単に生み出せるからでしょう。 史上最高の芸術的拷問 ④この拷問は額に水を落とすのですが、30分に1滴ぐらいのわりで冷たい水を落としま す。1滴だけ。 1日ぐらいなら平気ですが数日も続けると、囚人は次の1滴を待っている間に気が狂って しまうのです。 史上

料理にされたペット

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 スイス人の老夫婦がペットのプードルを連れて、中国の某所へと旅行に出かけた。 現地に着いた老夫婦は昼食をとるために繁華街に店を構える中華料理屋に入った。料理を注文する際に、ウェイターに向かって「この娘(プードル)の食事も用意してくれないか?」とお願いをした。 老夫婦は英語で話しかけたが、どうもウェイタ―は理解に苦労している。 身振り手振りを交えながらお願い事を伝えると、ウェイターは内容を理解したのか、プードルを厨房へと運んで行った。 厨房でエサを与えるものと思い、老夫婦はワンちゃんの帰りと頼んだ料理を待っていた。 しばらくして老夫婦のテーブルに銀製の大皿が運ばれてきて、ウェイターが蓋を開けると犬の丸焼きが姿を現した。 犬の丸焼きはどう見てもペットのプードルで、ソースで味付けされて周りには野菜が散らしてある。そして犬の口にはオレンジが咥えさせてあった。 精神的ショックを受けた老夫婦はその日の内に中国を発った。そして、スイスに戻ると新聞社に、中国でペットが受けた受難のことを話したという。 [解説] この都市伝説はスイス人がペットを料理されてしまう被害者として登場し、伝説の舞台は一昔前は香港の場合が多かった。 香港で犬食・猫食が法律で禁止されてからは、都市伝説の舞台は中国へと変化した。そしてスイス人が被害者になっているのは、犬食文化圏との因縁が深いためと思われる。 中国などの犬食文化圏では食用のためにセントバーナード犬が輸入されており、スイスがその輸出元となっている。 セントバーナード犬は成長が早く、大きな体躯を持つため、食肉用途として人気があり、精力強壮のために食されてきた。 豚や鶏よりも収益性が高く、肉は美味であるため、中国内では数千頭が食肉用に飼育されているといわれる。そして、中国産の犬に種付けさせた後は、解体されて食肉として市場に流通するそうだ。 スイスでのセントバーナード犬は国を象徴する犬と位置づけられているため、他国で食肉にされていることについてスイス国民は強い憤りを感じている。 屠殺方法が残虐という点も非難の対象となっていて、多量のアドレナリンの分泌が肉をうまくするという考えの元で、生きたまま皮を剥ぐなどして苦痛を与えてから解体されるケースもあるからだ。 この現状に対してスイスの動物愛護団体は食肉用途としてセントバーナード犬の輸出を禁止するようスイスの国会に

警察官の採用試験・刺青は不採用

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  刺青をしている人は警察官に採用されないという噂。 警察官採用試験で筆記の一次試験をパスし、二次試験に進むと面接および体力検査がある。体力検査の最後には上半身は裸、下半身はパンツ一丁で受けさせられる身体検査がある。 表向きは関節の可動状況を調べることになっているが、服を脱がせて検査するのには刺青をしていないかのチェックが含まれている。 大股を開いて行う運動や開脚屈伸時には、股間付近のきわどい部分も実はチェックされていて、検査でもしも刺青が見つかればその人は不合格となってしまう。 この試験風景は隠し撮りによって録画されている場合があるらしく、裸体で行う身体検査を含む映像がどのように使われているのか気に掛かるところである。 警察官採用試験の都市伝説として、刺青の他に有名な話が赤旗購読者の噂である。一昔前の噂では、家族に共産党の関係者や赤旗新聞の購読者がいると警察官採用試験には必ず落ちるということが云われていた。 日本共産党は公安調査庁の監視団体の一つであり、党が発行する赤旗新聞の購読者リストを公安が握っているので、購読者は採用試験で落ちるというのである。 身内に赤旗購読者がいる人物を警察官に採用して、もし何か不祥事を起した場合には採用した人間の責務が特別重く問われた時代があったらしく、面接官は保身のために購読者家庭の受験者を敬遠せざるを得ない事情があったそうだ。 身内に赤旗購読者がいると100%落ちるという訳ではないが、採用側の諸事情により敬遠されることがあったのは本当のようだ。

女子バレーの『全裸バレーと混浴』『男子マネージャー』

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 全裸バレーと混浴  実業団や学生の部活においても女子バレー部の指導の厳しさには常軌を逸したものがある。  一昔前は男性コーチからの肉体的暴力は日常的にあって、選手に対するセクハラも人知れず行われてきた。  その一つが『全裸バレー』という練習法で、一糸纏わぬ姿で練習を行うというもの。羞恥を無くしてハートを強くする効果があり、同時に指導者への服従心も養われるので、とある実業団で本当に行われていたと言われる。 また、強豪校と呼ばれる高校では監督と女子選手が一緒にお風呂に入るという行為が行われていた。 監督が目を付けた選手に対し『背中を流せ』と命令し、その流れで混浴させる。混浴中に体を触られてその気になる女子生徒も居るらしく、風呂場で性行為まで行っていたという噂もあった。 特に監督の命令は絶対という風潮が強い強豪校では、セクハラまがいの指導があったという噂が多い。 男子マネージャー  高校、大学の女子運動部のマネージャーに、まれに男子がついていることがある。たいてい女子選手たちより小柄で華奢なかわいい系の男の子であることが多いのだが、実は彼らは女子選手たちの性欲処理係として使われているのだ。 強豪校の女子運動部では男関係は厳禁で、彼氏をつくることなどは絶対に許されない。しかし、屈強で大柄な女子選手たちは性欲も盛んで、いつもやりたくてウズウズしている。 そこで苦肉の策として導入されたのが『性欲処理用男子マネージャー』である。 禁欲生活に耐えきれずどうにもならなくなった選手は、その旨をコーチに告げる。するとコーチはマネージャーを呼び、事情を話してマネージャーに選手の性欲処理をさせる。選手は体育倉庫などでこっそりとやらせてもらい、性欲を発散させる。  もちろん、この男子マネージャーは誰でもなれるというものではなくて、学校側が目を付けた男子学生に内容を話し、因果を含めた上でマネージャーにつかせているのだ。大半は、家が貧しいなどの特殊な事情を持つ生徒であるそうだ。

思春期の女子向け ディズニー制作の保健アニメ『月経のお話』

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 1946年に米国のウォルト・ディズニー・カンパニーは『月経のお話』という生理サイクルを説明した学生向けの保健ビデオを制作したという。 保健ビデオの一コマ 『月経のお話』なる保健ビデオは、現在のディズニー社のイメージとはかけ離れているため、ディズニーアニメのタッチを真似たパロディーもしくは単なる都市伝説と受け取られていた。 しかし、この保健ビデオは実際にディズニー社が制作したもので、生理用品で有名な『コーテックス』の製造元キンバリークラーク社と組んで、保健学習用の教育アニメを制作していた時期があった。 生理というテーマは多感な思春期の学生にとっても、教師にとっても扱いが難しい教育テーマである。 生理の仕組みをアニメにして説明することで敷居を低くして、体の変化についての理解を深めてもらいたいとする両社の社会貢献活動が『月経のお話』ということである。

映画ライオンキングの『S・E・X』サブリミナル

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 映画ライオンキングの『S・E・X』サブリミナル ディズニーアニメ映画『ライオンキング』の後半で、シンバとティモンとプンバァが寝転がって星を眺めるシーンでのこと。 シンバが崖の突端まで歩いて倒れ込んだとき、舞い上がった埃(ほこり)が星空に描いたのは「S・E・X」という卑猥な文字。 「S・E・X」という文字にも読めるホコリの動き これは性的な文字を組み込んだサブリミナルであるとして騒然となり、宗教団体が絡むことで大きな問題へと発展した。 [実はSFX?ホコリが描いたのはどちらのスペルか?] 問題のシーンは映画の始まりから50分ほど経過した場面で、映像をスローモーションで確認すると、舞い上がった埃は何らかのアルファベットを形成しているように見える。 見様によっては『S・E・X』と読めなくはないが、明確には文字として読めず、どの様にとらえるかは視聴者の感性にゆだねられる。 米国でこの問題に対して議論や批判が起こった後に、アニメーションの制作チームは、特殊効果チームへの賛辞の意味で『SFX』(special effects=特殊撮影(特撮))と綴ったと弁明したとされるが、真相は不明のままだ。 [問題発覚の経緯] この問題が発覚した経緯がなんとも不可解で、ある種の陰謀論的な思惑もみえる。 ホコリが性的メッセージに読めることに気が付いたのはニューヨークに住む4歳の子供であったという。 母親にこの事を話すと、”4歳の子供が気付いたのだから、他の子供にも『S・E・X』という文字が認識できる可能性がある”と考えて、American Life League (ALL)=アメリカン・ライフ・リーグ というカトリック系組織に通知を行った。 [アメリカン・ライフ・リーグ(ALL)のディズニー批判] ALLは性的メッセージを盛り込んだサブリミナル的な洗脳であるとして、ディズニー社を激しく非難し、組織的にディズニー映画のボイコットを行った。 ただ、ALLはディズニー映画のボイコットは『S・E・X』の問題が発覚する以前から実施しており、ライオンキングの他にもリトルマーメイドやアラジンでも性的なサブリミナルが使用されているとして盛んに告発している。 大人がよく見ても分からない『S・E・X』の文字を、4歳の子供が見つけたという話にも少々疑問が残り、非道徳的なメディアとして敵視されやすいディズニー社への

胸のしこり

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 とある人類学者の女性がジンバブエからの帰国後に、胸のあたりに強いかゆみを覚えた。胸を見ると1cm程度の赤いしこりが乳首の辺りにぽつぽつと出来ていた。 病院に行き抗生剤入りの軟膏を処方してもらったが、一向に胸のかゆみとしこりは治らない。 胸のしこりは段々と悪化して行き、出血するようになったので包帯を巻いてしばらく様子を見ていたが痛みは増すばかり。しかも原因はよく分からないのである。 主治医に相談して、皮膚疾患が専門の医者を紹介してもらうことになったが、残念なことにその皮膚科医は休暇中とのこと。皮膚科医が復帰するまでの間、彼女は胸の痛みに耐える数週間の我慢の日々を送ることになった。 しばらくかゆみと痛みに耐えていた彼女であったが、とうとう我慢できなくなって皮膚科医に診てもらう前に自分で包帯を取ってしまった。 すると驚いたことに赤いしこりの一つ一つからハエの幼虫が顔をのぞかせていたのである。 ハエの幼虫はジンバブエに滞在中に寄生したもので、胸の脂肪や乳腺組織をエサに、しこりの中で成長していた。どうやら外に干していたブラジャーに寄生蝿の卵が産み付けられていて、胸のしこりは幼虫が入り込んだ穴であったのだ。 [都市伝説の背景] アフリカ圏ではヒトクイバエというハエの幼虫が、皮膚の中に入り込んで腫瘍をつくる蝿蛆症(ようそしょう)という病気が蔓延している。  ヒトクイバエの生息地域では下着や靴を室外に干す場合は注意が必要で、洗濯物にハエが卵を産みつけて皮膚の上で蛆虫になると、皮膚を食い破って体内に侵入してかゆみを伴うしこりをつくる。 蛆虫はしこりの中で成熟すると外に這い出して来て蛹、そして成虫となり、また人や家畜を襲うのである。 ハエがブラジャーに卵を産み付けた場合、都市伝説のように乳首に蛆虫が巣食うというのもあり得る話である。乳房が蝿蛆症になった女性の動画も存在する。 動画:Breast Infestation(http://vimeo.com/20952288)(外部リンク・グロ注意) 蝿蛆症の流行地域では外に干した洗濯物は着る前にアイロン掛けすることが大事で、熱で卵を死滅させることで予防となる。 モンゴル等のユーラシア大陸では卵ではなく、幼虫の状態で人の眼球や耳に産みつける寄生蝿がいて、もし幼虫が眼球に入り込むと大変なことになるという。

海難法師

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海難法師が現れる日  伊豆諸島では1月24日(神津島等は25日)を海難法師が島々を廻る日として畏れられており、その日は早く床に就いて外出を慎んで静かに過ごす。 これは海難法師という亡霊に遭わないためで、もしも海難法師に遭ってその姿を見てしまうと凶事が降りかかると云われている。 海難法師の正体については複数の伝説があるが、その一つに民衆を苦しめた悪代官の御一行だったという伝えがある。 代官が行う厳しい年貢の取り立てに困り果てた島人達は、この調子で島廻りをされては他島の人にも迷惑が掛かると考えた。そこで故意に海が荒れる日を選んで島廻りを勧めた。 島人達の目論み通り、代官が乗る船は大きな波にのまれて海の藻屑となったという・・・ 別の伝えでは、代官の無慈悲に憤った25人の若者が暴風雨の日に悪代官を乗せて船を出し、沖合で船の栓を抜き海に沈めたいう話もある。 義のためとは言え、役人殺しという大罪を犯した若者達を島に上げては、皆が罪を被ることになる。島人達は若者達の上陸を拒否した。 その結果、若者達を乗せた船は時化の海に飲み込まれてしまった。 若者25人の霊は日忌様と呼ばれ、伊豆大島には祠が祀られている・・・・ このように海難法師とは島人に恨みを持った海難者の霊であり、その姿を見てしまった者は気が狂ったり、死んでしまうということだ。 伊豆諸島では1月24日は元々が物忌み(穢れを避け、身を清浄に保つ行為)の日だったらしく、亡霊や悪鬼、もしくは神々の類が海の向こうから来訪する日であったと考えられている。 御蔵島では海難法師ではなく“忌の日の明神”という異形の神様が来訪するという云われであることからも、1月24日が元来どのような日であったかがうかがえる。 いずれにしろ、1月24日は異界からの来訪者が島々を訪れる日で、幸ではなく禍の方を運んで来るようだ。 来訪者の厄災を避けるために、島々の戸口にはトベラという植物を挿す。トベラは枝を折ると悪臭を放つため、魔除けの効果があると信じられている(同様に臭いの強いノビル、棘のあるヒイラギを挿すことも)。 現代においても1月24日の禁忌はしっかり守られている ・玄関に魔除けの植物を挿す ・日が落ちてからは外に出歩かず、決して海を見ない ・静かにして早く寝る 恐るべき物忌む日となっている。 その来訪者の姿であるが、錫杖を持った坊主、代官の一行、海を走

メキシコから来たペット

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あるアメリカ人夫婦が国境にあるメキシコの町で観光を楽しんでいた。 観光を終えて、さて帰ろうかというところで、婦人の足元に小さな犬がすり寄ってきた。「まあ可愛らしい!メキシコではチワワが野良犬として居るなんて!!」 一目ぼれした夫人は、野良チワワをアメリカにこっそり連れて帰ることにした。。。。 数日後、メキシコから連れて来たペットの様子がおかしいことに気が付く。 いつもひどい目ヤニに出ていて、毛並みがバサバサして汚らしいのだ。 何かの病気に掛かったと判断した夫人は、ペットを獣医に診せることにした。 毛布に包んで獣医の元に連れ行くと、 「この子をどこで手に入れました?」 と怪訝な顔つきで婦人に質問する。 国境の町から勝手に連れて来たとは言えないので、婦人は『近所のペットショップで買った』と獣医に告げた。 獣医は 「嘘をつかないでください、これは犬なんかではなく病原菌を撒き散らすドブネズミですよ」

赤旗購読者の噂

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警察官採用試験で落ちる 一昔前の話ではあるが、家族に共産党の関係者や赤旗新聞の購読者がいると警察官採用試験には必ず落ちるということが言われていた。 日本共産党は公安調査庁の監視団体の一つであり、党が発行する赤旗新聞の購読者リストを公安が握っているので、購読者は採用試験で落ちるというのである。 身内に赤旗購読者がいる人物を警察官に採用して、もしも何か不祥事を起した場合には採用した人間の責務が特別重く問われた時代があったらしく、面接官は保身のために購読者家庭の受験者を敬遠せざるを得ない事情があったそうだ。 身内に赤旗購読者がいると100%落ちるという訳ではないが、採用側の諸事情により敬遠されることがあったのは本当らしい。 自衛官採用試験も落ちる 共産党・赤旗購読者は警察官採用試験に落ちるというのはよく聞かれることだが、自衛隊も同じだという。 今はわからないが、昔は自衛官の採用試験は形だけで入りたければ五体満足ならば誰でも入れたそうだ。勧誘も繁華街の路上で行われていたという。 投稿者の父が自衛官で、よく「入れ」と言われた。「(試験を)受けろ」ではなく、「入れ」と言われるのである。 プー太郎時代、父の同僚の自衛官からも「入る気ない?」と電話が来た。「受ける気ない?」ではないのである。 80年代終盤、私の同級生が中学卒業後に自衛官になろうと試験を受けることになった。 投稿者の父が自衛官で、「●●さんの息子さんは自衛隊受けるってよ。えらいなあ。それに比べてお前は…」などと嫌味を言われた記憶がある。 受ける=入隊するという図式が、現役自衛官の台詞から伺える。 しかし不合格。その同級生の家が赤旗をとっていたというのである。受験に備えて取るのをやめたらしいが、不合格。 不採用の原因が赤旗とは断言できないが、かなりの可能性はありそうである。

多摩市唐木田の忌み地と火災事故の関係

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多摩市唐木田の忌み地と火災事故の関係 多摩市唐木田のショッピングモール付近はかつて厳耕地(げんごうじ)と呼ばれ、その周辺は関わると祟りがあるとされる忌み地であった。 その厳耕地にはかつて怪異が起こる「怒り井戸」が存在し、井戸があった場所は現・多摩市唐木田3丁目付近(D社研修センターもしくは研修センター前の道路付近)と云われており、死体が投げ込まれたことに怒った井戸はごうごうと不気味な音を立てるようになったという。 多摩地区の昔話では、厳耕(げんごう)という旅の修験者が、とある家に一夜の宿を求めた。厳耕はしばらく居座り、やがてその家の老婆(妻)と不倫関係となる。厳耕と老婆は、邪魔になった娘を追い出し、夫を殺して井戸に投げ込んだという。 死体を投げ込まれたことに承知できぬ井戸の神様は、天気の良い日でもゴトゴトと音を立てたり、雨の日には黒い水を出して怒ったと云う。これが怒り井戸と呼ばれるようになった。 また、厳耕と老婆の悪事がお上にバレて松の木に磔(はりつけ)にされ、その木は磔松と呼ばれた(怒り井戸の近隣に磔松があったと言う)。そして二人の死体は上ノ井戸・下ノ井戸にそれぞれ投げ込まれ、これが怒り井戸となったという話もある。 その後、怒り井戸は埋め立てられて、田畑となり安く売りに出されていた。近世になり、この忌み地を買った者がいたが、身の回りで悪いことが続いたので祟りを鎮めるために石塔を建てたと云う。 その後、怒り井戸があった場所には大きい道路が通り、D證券の研修センターが建つなど様変わりし、昔の面影は全く残っていない。 旅の僧が殺人事件に関わる昔話(殺すもしくは殺される)は全国各地にある伝説で、磔松の話しも各地に存在することから、怒り井戸の昔話は謂わば都市伝説のような話ではある。 しかし、恐ろしいことは 怒り井戸が存在した唐木田3丁目付近では火災や焼身自殺による死亡者が10名発生している 点で、厳耕伝説の真偽はさておき祟りが存在する忌み地であることは間違いないようだ。 5名が死亡した火災事故では不運が重なって大事故に発展したとされ、土地の所有者にも禍(わざわい)が続いたことから、怒り井戸に関係する何らかの土地の因縁が関与している感がある。 ◆記録に見る怒り井戸 「 落合地区唐木田に厳耕地(げんごうじ)という所がある。ここに怒り井戸とよばれる井戸があって、天気のよい日でもゴ

渡鹿野島(売春島)沖の遊女の霊

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周囲約7km、面積は約0.7平方キロメートルを持ち、外海から隔てられた的矢湾深部に渡鹿島はある。 1977年に売春斡旋者が逮捕され、家出少女などの売春婦が保護されるという事件があり、それを元ネタに多くの売春伝説が語られている。 波が穏やかな海面となっているため、江戸時代には、江戸と大坂を連絡する菱垣廻船・樽廻船が増えたこともあり避難・風待をする港としての重要性が高まった。 船乗りのための宿のほか、風待ちの船乗りを相手とした水上遊女なども集まり、遊郭街としても大いに栄え女護ヶ島といった別名を持つこととなった。その後も第三次産業で栄え、現代では売春島の異名を取る。 この島の沖合いでは身投げした遊女の霊が出ると言われ、船から海を眺めていると波間に女性の長い髪がゆらゆら揺れている光景が目撃されることがあるという。 『#165-1遊女の島』 《三重県松阪郊外出身の母から聞いた話です。  阿児の渡鹿野(わたかの)島という島に、昔、格式のない遊び女を集めた遊廓のような場所があったそうです。  この島の近くを船で通る時、漁師さんや船頭さんが海面を見やると、水中に、島から逃げようとして海に飛び込んだ若い娘たちの顔が見えたりする…というような話が、母の子供/少女時代(昭和十年代頃)にはまだされていたようです。》 現代伝説考より 現在の渡鹿島では外国人売春婦が多数を占め、一昔前までは未成年者と思しき外国人女性の姿もあったとか。 未成年と思しき外国人女性とオールをした人の話によると、いつまでもプレイに及ばず女性と話込んでいると、やり手婆と呼ばれる斡旋人が竹刀を持って怒鳴り込んで来たという。女性側がプレイを拒否したと勘違いしたらしい。 関連?『沖合い○kmの場所には行くな』 一昨年の夏に海釣りに出掛けた。 その頃船舶免許取りたての俺は親戚から船を借りて行った。 朝の6時頃一人で出発した俺は早速沖合に出掛ける。 出発時は”快晴”そのものだった。 免許取得前までは船宿のお世話になっていたのである程度の漁場は知っていた。 行くと知ってる船宿の船長と会った。 普通に会話した後最後に 「○○岬の沖合○kmの場所は行くな。」 と言われた。確かに数年船宿に通い続けてたが その漁場は行った事が無かった。 俺は言われた通り近くに行かない様にしていた。 暫く一人で釣りをしていると、天気が悪くなり暗くなってきた。

福井県・雄島 -東尋坊の自殺者が流れ着く-

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  東尋坊が有名な福井県の越前海岸に雄島がある。 東尋坊から投身自殺をして海に漂う遺体は、この雄島に流れ着くといわれ、 ・島を逆に回ると良くないことが起こる(時計周りが正しい回り方) ・島からの帰りに、雄島橋で振り返ると霊に憑かれる といった噂がある心霊スポットとして知られる。 奇跡体験!アンビリバボーにて、島を一周できる観光道を逆に回ると恐ろしい心霊現象に見舞われるとして、番組スタッフが実際に逆回りして調査を行った。 遺体が流れ着くという話は地元でもよく語られているようで、付近の漁師の間では雄島のある岩場が知られる。島にある小屋は遺体安置所として使わているとも噂されている。 東尋坊では平均30名程の自殺者が出ており、リーマンショック後の景気悪化以降、自殺者数が更に増えた。この中には雄島で発見された遺体もあったのかも知れない。 幽霊よりも怖い話が、某国の拉致犯がこの雄島を上陸地として利用していたという噂で、日本海に面し人気も無いこの島が拉致の現場となったという話である。 東尋坊にも工作員の上陸ポイントになっているという話があって、心霊現象云々の話は不用心な人を夜の海岸へ近づかなくさせるためのネタだとも言う。 最近では見かけなくなったが、「不審船に注意」と書かれた看板が、以前は越前海岸に沢山立っていた。越前海岸に釣りに出かけると言って、そのまま行方不明となっている人も実際に居り、今もなお拉致される危険があると言える。

『悪魔の詩』 -殺害された助教授は暗殺を予感していた?筑波大に伝わる噂-

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 『悪魔の詩』 -殺害された助教授は暗殺を予感していた?筑波大に伝わる噂- 内容がイスラームに対して侮辱的であるという理由で、イランの最高指導者は小説の著者及び発行に関わった者に対して死刑宣告を言い渡した。 この死刑宣告によって、世界各国で小説の翻訳者が暗殺の標的となる事態となった。 日本では『悪魔の詩』として翻訳並びに出版にあたった筑波大助教授が惨殺される事件が起こったが、その殺人事件についての噂である。 事件現場となったエレベーターホール 翻訳者の筑波大助教授が出版から一年後の1991年7月、大学のエレベーターホールで惨殺された状態で発見される。 助教授は自分の命が狙われていることを察知していたようで、日本語とフランス語で書かれた四行詩の中に“階段の裏で殺される”という表現が残されていた。メモが書かれたのは殺害される数週間前であった。 殺害場面を誰が見て居たという訳ではないが、暗殺者とエレベーターホールで対峙した時に「あなたですか」と助教授は言ったという話が伝わっている。 この話が本当ならば、誰が暗殺に来るかの予想が立っていたということだろう。 そしてこの噂に派生して、助教授が殺害されたエレベーターホールでは「あなたですか」と誰もいない空間から声が聞こえるという怪談が囁かれるようになった。 もしも、「はい」と答えてしまうとあの世へと連れて行かれるそうだ。