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飛行機から撮影されたチベット上空のドラゴンの写真

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  チベット・ドラゴン 在外中国人向けの報道メディアである『大紀元』のweb版に掲載されて話題を集めた、チベット上空で撮影されたドラゴン(龍)の写真。 アマチュアカメラマンが撮影したとされ、ヒマラヤ山脈の上空を通過する飛行機内で撮られたものだ。 この写真が撮られた2004年6月22日、撮影者はチンハイ-チベット間のレール敷設式典に参加するために、チベットのアムド地区に行き、その後、内陸部へと戻るためにラサから飛行機に乗った。 飛行機がヒマラヤ山脈の上空を通過中に偶然に2匹のドラゴンを発見し、撮影者はこれを「チベット・ドラゴン」と名付けた。 写真の左下にドラゴンらしき物体が写っている チベットドラゴンの拡大 写真のドラゴンは、胴体が鱗に覆われて、背中部分には突起、そして徐々に細くなる尾を持ち、地を這う生物の身体的特徴が見られる。 写真は撮影者が目撃した光景の一部を撮らえたに過ぎないが、雲の中を2匹の巨大なドラゴンが飛行する光景が容易に想像できる。 [真相] 飛行機から撮影されたというドラゴン の写真は凍った河川であることが 判明しています。 ドラゴンとして撮影された河川は パキスタンのバルプ氷河と推測されます。 パキスタンのバルプ氷河

娘の遺体?美しい遺体のマネキン 『ラ・パスクァリータ (ラ・パスクアーリタ)』

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 美しき遺体のマネキン 『ラ・パスクァリータ (ラ・パスクアリータ)』 メキシコ・チワワに所在するブライダルショップで80年近く、店頭に立ち続けている美しきマネキン『La Pascualita:ラ・パスクァリータ』は前店主の娘の遺体と言われている。 地元メキシコの噂によると、マネキンは前店主の娘の遺体で、結婚式の日に毒クモ(もしくはサソリ)に噛まれて亡くなった愛しき娘の遺体に防腐処理を施して、生前の美しい花嫁姿のままでショップウインドウに立たせたものと言われている 。 美しきマネキン、ラ・パスクァリータは夜になると位置を変え、その瞳はお客さんの後を追う様に動くと噂された。 そして、ラ・パスクァリータが着ているドレスで式を挙げると幸せな結婚生活が送れるというジンクスも生まれた。 ラ・パスクァリータ (ラ・パスクアリタ) うるんだ瞳 産毛や血管まである手 ブライダルショップの店主、ラパスクアラの都市伝説 1930 年代メキシコのチワワ州でラパスクアラ(Pascuala Esparza Perales de Perez)という女性が、ウェディングドレスの販売を専門とする La Popular という小さいながらも繁盛している衣料品店を経営していました。 彼女はほとんど休むことなく店で働き、笑顔で顧客を迎えていました。仕事熱心な人間でしたが、パスクアラが仕事よりも大切にしていたのが自分の一人娘でした。 娘が結婚式を挙げる日、パスクアラは店を閉めていました。街の人々はかわいい娘のために結婚式の準備をしているのだろうと微笑ましく思っていましたが、数日経っても閉まったままです。幸せな人生の節目を迎えたであろうパスクアラについて人々は心配し始めました。そしてパスクアラの娘が結婚式の直前に亡くなったことを知ったとき、人々の不安は悲しみに変わりました。 彼女の娘はウエディングドレスに潜んでいたサソリに刺されてしまい、愛を誓う祭壇に向かう途中で倒れたと言います。パスクアラは打ちのめされ、多くの人が店を再開できないと信じていました。数週間後の1930 年 3 月 25 日、エル ポピュラーの扉が開き、多くの人が慰問のために店に集まりました。驚いたことにパスクアラはすこしも落胆しておらず「娘はいつも側にいる」と明るく答えたのです。 そして人々が店のウィンドウを見たとき、新しいマネキンの美しさ

早熟女子を生産するディズニープリンセス -欧米で問題視されている子供の性愛化(Sexualization)-

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早熟女子を生産するディズニープリンセス -欧米で問題視されている子供の性愛化(Sexualization)- アメリカ人の女の子が一度は憧れるのがシンデレラや人魚姫といったディズニーアニメのヒロイン達。 大きな瞳に絹のような髪、魅力的なスタイルで美しいドレスを纏う姿に女の子は心を奪われる。 プリンセスへの憧れは女の子なら誰もが通る道ではあるが、性的に早熟になるのでは?と妙に魅惑的なディズニープリンセスに危機感を抱いているアメリカの保護者は少なくない。 問題視されている児童の性愛化(Sexualization)をアメリカの心理学者はこのように定義している。 ・性的な魅力や性行動にのみ価値を置くこと ・セクシー=魅力という考えを押し付けること ・人を性的な商品として対象化すること ・不適切な性的関心を植え付けること 具体的に言うとメディアが女の子達を煽って、低年齢の段階で異性やセックスに関心を持つおマセさんに仕上げることを指す。 低年齢での性愛化にディズニープリンセスが一役買っているというのだ。 欧米で問題となった中国のティーン向け下着のディズニー広告 [美しければ全てよし?ディズニープリンセスが作る女性像] ディズニープリンセスの物語は簡潔に言うと ・逆境に生きる美しいお姫様を白馬に跨った王子様が助けに来る。 ・キスをして二人の愛は永遠のものになる。 昔のディズニープリンセスの多くは受け身であり、美貌や性的魅力で幸せを掴むストーリー。 日本ではまだそういう見方は一般的ではないが、アメリカでは性的魅力を高めて男性に気に入られることを強制する洗脳とみる方も多い。 そして男性に従順で、美容やファッションにお金を惜しまない大量消費奥様を生産する考えを植え付けていると指摘している。 アメリカにおけるディズニー商品のターゲットは幼い女の子達であるが、購買意欲を煽る方法として意図的に性愛化を作品やキャラクターに盛り込んでいるという陰謀論がある。 性的魅力?で幸せを掴んだシンデレラ。イラストでは現代風に表現されている。 [意図的か?ディズニーの性愛化商法] ディズニー映画の主な視聴者は幼い女の子達で、映画を観終わった後には自分をディズニープリンセスとして空想をする。 ここで問題となるのがルックスの良さを至上とする考えで、男性から見て魅力的であることがプリンセスになるために重要だとする

精神破壊系の拷問 ウォーターボーディング

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  ウォーターボーディング ①中世の宗教裁判などで、自白を強要する拷問法に、頭頂へツー…っと細い水を流しつづける、というものがあったという話を本で読みました。 これだけ聞くと大した事ないようですが、頭部の一点に流しつづける水は、血行を妨げ、見た目からは想像もつかない苦しみを生み出すそうです。本当にこんな方法、効くのでしょうか? 2008年5月にアイスランドでコンドリーザ・ライス長官の訪問期間に行われた路上での抗議活動。アメリカでテロ容疑者に対してウォーターボーディングが行われていることに世界的な抗議活動が行われた。 確かに、指先に軽い熱傷をして流水に当てるとき、手を動かさず同じ場所にばかり当てていると、むしろ霜焼けの時のようなズキッとっする痛みが走ったり、夏に冷たいシャワーを「気持ちいい〜」と首筋に 当てつづけていると、かき氷を食べた時のようなキィ〜ンとくる頭痛を覚えたりした経験は私にもございますが。 インドかどこかの政治犯のルポを読んだとき、 「証拠隠滅に、火責めと同等の苦痛がありながら痕跡が何も残らない、背中に氷を当てられるという方法で吐かされた」と証言する若者に、横から老人が 「ふん、氷なんて洒落た物ンは最近の裕福な町の警察だ。わしらの頃は、水を使っていた」 ドミソドミソ ②極限の精神破壊系の一つに、ドミソばっかり聞かせるってのもありますが。ドミソドミソドミソドミソ・・・最後には発狂するそうです。後、水滴が落ちる音の繰り返しとか(しかもリズム正しくポチャン・ポチャン) 日本の水責め ③額に定期的に水滴を落とす拷問は日本でも行われていました。 一秒に一回規定量の水を額に落とすというものですが、毎回来る刺激と、その回数に精神が耐えられなくなるらしいのですが、同部に刺激を与え続けた場合、皮膚のその部分が麻痺してしまいます。 また、その水をぬぐえないというストレスに非常な時間さらされます。繰り返し行われる行為といえば、穴を掘らせてまた埋めるという拷問もあります。 意味の無い行為を繰り返すと、人間が発狂するのはストレスを簡単に生み出せるからでしょう。 史上最高の芸術的拷問 ④この拷問は額に水を落とすのですが、30分に1滴ぐらいのわりで冷たい水を落としま す。1滴だけ。 1日ぐらいなら平気ですが数日も続けると、囚人は次の1滴を待っている間に気が狂って しまうのです。 史上

『3回見ると死ぬ』といわれる絵

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  イスの上に生首が載っているこの不気味な絵はポーランドの芸術家である ズジスワフ・ベクシンスキー の作品で、 3回見ると死ぬ と噂された。 インターネット上で「3回見たら死ぬ絵」として有名になったこの絵は1980年に制作された作品で(タイトル不詳)、最も脂が乗った時期に描かれている。 この時期の作風は死や腐敗、ドクロを描写した不穏でシュールな描写が特徴とされる。 問題の絵がなぜ“3回見ると死ぬ“と言われるようになったのかは不明で、海外では特にそのような話は伝わっていない。 確かに問題の絵は不気味ではあるが、 『終末的な風景』 と 『イス』 の組み合わせに何かしらのインスピレーションを得ていたようで、この時期の作品にはよく登場する題材である。 不穏なイメージが色濃い作風がこの噂の源と考えられるが、芸術家自身の亡くなり方にもその一因があるように思われる。 芸術家の最後は悲劇的で、長年のパトロンであり知己であった人物の十代の息子とその友人の手によって自宅アパートで刺殺されている。 殺害の動機は金銭トラブルで、芸術家が借金の頼みを断ったためとされ、その額は   わずか数 百   ズ ロ チ  (約100ドル)であったという。 殺害された際、芸術家の体は17箇所も刺されていた。

オークションに出品された呪いの絵「The Hands Resist Him」

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 オークションに出品された呪いの絵「The Hands Resist Him」 「 The Hands Resist Him 」という題の絵画は、米国カリフォルニアの画家であるビル・ストーンハム ( B i l l   S t o n e h a m ) によって 1972 年に作成されたもので、 呪われた絵として知られている。 無表情で佇む少年と眼球の無い少女の人形。二人の後ろにはガラス張りのドアがあり、無数の手が描かれている。 アーティストによると、絵の男の子は5歳の時の自分がモデルであり、後ろのドアは現実世界と夢想の世界の境界線を、少女の人形は男の子に付き添うガイドを表している。 絵が世間にお目見えしたのは1970年代初頭、ビバリーヒルズのギャラリーで展示された。そして展示期間中に俳優のジョン・マーリー(John Marley)によって購入され、マーリーが最初の所有者となる。 再び絵が世に出回ったのは2000年2月のこと。米国の競売ウェブサイト『eBay』上に出品された。 出品者の作品情報によると、俳優マーリーの死後まもなくして、古い醸造所の跡地で絵が捨てられており、それを見つけたカリフォルニアのとある夫婦が所有したという。 呪いの絵 オークションの出品者はその夫婦(匿名)で、彼ら説明によると絵は呪われていると言うことだった。 なんでも、夜になると絵の中の人物が動き回り、ときに絵の中からキャラクター達が出てきて部屋の中を歩き回ったという。 夫婦は拾ってきた絵を当初娘の部屋に飾っていた。 すると、娘は「絵の中の二人が戦っている」、「夜になるとキャラクターが絵を抜け出して部屋に入って来る」と不思議なことを訴えた。 夫は早速、人や物の動きを察知して撮影するカメラを仕掛けて、3日間絵を撮影させたところ、男の子のキャラクターが脅えた様子で絵の中から出て来る写真が撮れたという。 その写真は競売サイト上に投稿されて、写真を見た人々は、実は少女の人形が握っているのは銃で(実際にはワイヤー付きの乾電池)、男の子が銃で脅されて絵から抜け出しているのでは?と想像を逞しくした。 これが評判を呼んで“呪いの絵が競売に”という触れ込みで、インターネット上で一気に広まった。 恐ろしい噂が作品への関心を集めたためか、絵は199ドルからスタートして102500ドルで落札された。 落札者は絵画の

ハロウィンのサディスト

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  アメリカの子供達が楽しみにしているハロウィン。子供達がオバケや魔女の格好に扮して“Trick or Treat?”とお菓子をねだりに家々を回る。 そんな楽しいはずのハロウィンを恐怖に陥れる異常者、ハロウィンのサディストの噂が1940年代頃から米国において囁かれていた。 ハロウィンのサディストとは、ハロウィンの時期に針や毒物が入ったお菓子を子供達に配って回る変質者のことで、幼い子供を持つ大人たちを不安に陥れた。 ハロウィンのサディストの話が登場した頃は単なる噂に過ぎなかったが、1980年代になると実際にあった事件として認識されて人々の不安は高まり、社会的なパニックにまで発展した。 その背景にはハロウィン期間に起こった父親による子殺し事件がある。 事件では父親がシアン化合物をキャンディに混入させて、8才の息子を毒殺するという衝撃的な内容であった。 当初父親は毒入りキャンディは他の家庭からもらった物と主張していた。後に、父親が息子に多額の生命保険金を掛けていることが発覚し、父親は逮捕された。 恐ろしいことに自分の娘も毒殺しようと計画していたことが警察の調べで判明した。 この事件でハロウィンキャンディに毒物が混入される不安が高まったが、人々が危惧するようなハロウィン期間中の無差別的な毒殺事件は今のところは確認されていない。 ハロウィンの習慣は日本にさほど根付いていないためこの様な都市伝説はあまり聞かれないが、幼稚園の庭や玄関に青酸カリ入りのキャンディが撒かれるという事件が日本で起こっている。 ある日、青や赤のセロファンに包まれたキャンディが幼稚園の外階段に散乱しているのが発見される。得体の知れない怪しさを感じた幼稚園職員はすぐに警察に通報した。 警察が調べるとキャンディから青酸カリが検出され、大きな騒ぎとなった。幸い園児は誰もキャンディに手を付けてはおらず被害は無かった。 ハロウィンのサディストの話自体は都市伝説とされるが、いつ現実の事件となってもおかしくはない。

ハリウッドサイン

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  女優を志望する若い女性が居りました。 夢を掴むためにハリウッドの飲食店でアルバイトをしながら、映画のオーディションを受けていましたが、結果はいつも不合格。 度重なる落選にもめげずに、彼女は何度も何度もオーディションを受けました。しかし、結果はいつも不合格。 十代でハリウッドに来た時にはまだまだこれからと希望に満ちていましたが、気づけば20代半ばとなり常に焦りを感じていました。 これが最後のチャンスと精一杯の準備を重ねて、恋愛映画のヒロイン役のオーディーションに臨みました。 合格者にのみ2週間後に通知を届けるという事で、彼女は一日千秋の想いで良い知らせを待っていました。しかし、約束の2週間が経っても彼女の元には通知は届きませんでした。。。。 「もう終わりだ・・・」思いつめた彼女は自分を否定し続けたハリウッドに恨みを抱いて最後の復讐に出ました。 世界的に有名な「HOLLYWOOD」の大きな文字看板、通称ハリウッドサインが設置されている山まで行くと、文字看板に縄を掛けて首を吊ってしまったのです。 彼女が亡くなった翌日、家に一通の封筒が届きました。 皮肉にもそれは遅れて届いた女優オーディションの合格通知だったのです・・・・・・・

自殺を遂げた日本人少女が描いた絵

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 自殺を遂げた日本人少女が描いた絵 日本人少女が自殺する前に描いて、ネット上に投稿したという呪いの絵にまつわる話です。 この絵の噂は韓国のネットフォーラム上で火が付いて、世界中に広まったとされます。 『 深い悲しみと怨念を秘めた瞳に引きつけられ 』る、という触れ込みで少女の絵は様々なフォーラムに投稿されました。 この絵には自殺した少女の悲しみと怒りが宿っており、多くの自殺者を出した名曲「暗い日曜日」のように絵を見た人々に陰鬱な気持ちを引き起こすと言われます。 ネット上では「少女の眼を 5 分以上見つめられない」とコメントする人が居て、それを実行した後に命を落とした人もいるという報告さえあります。 また、絵は見ていると少しずつ変化していき、口元の笑み微かに増したり、少女の顔や目の周りの陰影が濃くなったりするということです。 「 M e l a n c h o l i c   P r i n c e s s   」という題の CG アート 自殺した日本人少女が描いたとされる青い瞳の少女ですが、出自は R o b e r t   C h a n g という男性が描いた「 M e l a n c h o l i c   P r i n c e s s   」という題の CG アートで、 SF ・ファンタジーアートサイトに投稿されたものと言われます。 なぜ日本人少女が描いた絵となったのかは不明ですが、哀愁漂う少女の絵を見て憂鬱な気持ちを呼び起こされた人がこの噂を広めたのではないでしょうか。 話の中で「暗い日曜日」が引き合いに出されていますが、よくわかない不安をもたらす作品は多くの都市伝説を生んでいます。

コストコのベビードール

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  米国ノースカロライナ州のコストコでの話です。 グリーンズボロのコストコへと買い物にやって来た黒人夫妻は玩具コ―ナーで信じられない商品を見つけました。 その商品はベビードールで、猿が黒色人種の赤ちゃんを抱っこしている物なのですが、赤ちゃんが被るキャップに「lil’ monkey(子猿)」と書かれていたのです。 猿や類人猿はアフリカ系アメリカ人を蔑視する表現で、人権意識の高い米国ではアフリカ系の人々と猿を結びつける描写や表現は厳禁です。 一方、ベビードールの白人バージョンは、パンダに抱っこされて、帽子には「Pretty Panda」と書かれた製品でした。 人種差別を助長するコストコ製品に怒り心頭した夫妻は、コストコ本部に抗議して、ベビードールを撤去するように求めました。 抗議の結果、その製品は店頭から撤去されることになりましたが、製造元は人種差別の意図はなかったと弁明しています。 “lil’ monkey”も、肌の白い“Pretty Panda”バージョンも白人、黒人、ヒスパニックのどの人種にも対応しており、肌の色が違うだけで特定の人種を表現したものではないとの主張でした。 また、黒人バージョンのベビードールは、皮の剥かれたバナナが赤ちゃんの口に向けられていました。このデザインも侮蔑的と捉えられているようです。

催し物の猿

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  友人の父親が若い頃に体験した話です。 彼は大手企業から内定をもらっていたのですが、世の中を見ておきたいという思いから大学を卒業するとすぐに国際ボランティアに身を投じたそうです。 派遣先は〇国の少数民族の村で、1年程滞在して農業支援関連の仕事に従事しました。 文化 や 言葉 の壁にぶちあたり、最初は馴染めず苦労したそうです。 しばらくすると、彼の誠実な人柄と仕事ぶりによって徐々に村人の信頼を集め、数ヵ月後には村の結婚式にお呼ばれするようになったそうです。 結婚式は伝統的な仕来たりと西洋文化が入り混じった感じで、花嫁花婿は伝統的な衣装に身につけて結婚指輪の交換をするところから始まりました。 指輪交換の後には披露宴が行われたのですが、彼はそこで驚愕の催しを眼にしました。 披露宴会場に運ばれて来たのは1匹の猿で、椅子のような木製の器具に縛りつけられておとなしく座っていました。 新郎新婦の前に猿が置かれると裏方から調理師風の男がやって来て、ノミとトンカチで突然猿の頭をドンと叩きました。 すると、それまでおとなしくしていた猿は狂ったように暴れ出して、 固定されていない両足を 激しくバタつかせました。しかし、猿の 手と首は木製の治具でしかっリ固定されているため、逃げることはできません。 次に、新郎新婦の前に大きなノコギリが運ばれて来ました。両端に柄がついているタイプのものです。 新郎新婦は ノコギリを陥没した猿の頭にあてがうと、ケーキ入刀のように二人でギコギコ引き始めました。 会場中に猿の悲鳴と足をばたつかせる音が響き渡りましたが、それをかき消すように大きな拍手と出席者の歓声がそこら中から湧き起こっています。 暴れていたのも束の間で、猿は すぐに 動かなくなりました。ノコギリの刃が脳に達したようです。 猿は一旦裏方に下げられると、再び出て来たときには白い和え物となっていました。脳だけを食べるそうです。 正直なところ、彼は解体の光景と運ばれてきた料理に強い嫌悪感を抱いたそうですが、おめでたい席ということで友人の父も脳みそを口にしたそうです。 猿の脳ミソの味ですが、強烈な体験のせいでよく覚えていないものの、不味くはなかったということです。

オルレアンのブティック

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  若い夫婦が新婚旅行でフランスを訪れました。 妻が買い物をしたいと言うので、 パリから少し離れたとある地方のブティックを訪れました。 妻はしばらく店内を眺めて気に入った服を手に取ると、早速試着すること。 夫は試着室のすぐそばで妻の着替えをしばし待つことにしました。。。 しばらく妻の着替えを待ちましたが、10分経っても試着室から出て来ません。 「まだ着替えているのか?」 夫が声を掛けても返事がないので、試着室の中を覗いて見ると妻の姿が見えません。 「妻の姿を見なかったか?」 妻の容姿を説明して、その所在を店員に尋ねてみましたが、そんな女性は知らないの一点張りです。 夫は 仕方なくホテルに戻り、妻の帰りを待ちましたがやはり帰って来ません。 見知らぬ土地で妻の姿を見失った夫は完全にパニックに陥ってしまいました。 気が動転した夫は妻を探して闇雲に 街中を探して回ったのですが、見つかるはずもありません。。。 翌朝になって冷静さを取り戻した夫は、妻は犯罪に巻き込まれたと考えて警察に昨日の出来事を相談することにしました。 件のブティックで妻が消えたことを話すと、警官は表情を曇らせて、恐ろしいことを夫に告げました。 「なんでもっと早くに通報しなかったんですか!?貴方の奥さんは今頃は中東に運ばれている頃ですよ!!」 妻が消えたブティックはユダヤ人が経営する店で、裏稼業として人身売買に手を染めているという話です。 「奥さんは奴隷として、アラブ諸国に売られて行ったのでしょう。」 絶望的なことを警察官から聞かされました。 ブティックの試着室は店の地下室と通じていて、薬品で意識を失った女性客をそこから店外に運び出すという手口だそうです。 ・・・・・・ この都市伝説の舞台は フランスのオルレアンのブティックで、背景にはユダヤ人に対する偏見や差別が関係してます。 ユダヤ人や華僑などの社会的少数者は、移住先の地で経済的な成功を得やすいというジンクスめいた話があります。 フランスを例にとると、多数派のフランス人よりも社会的弱者である ユダヤ人の方が 経済的には成功しやすいという見方です。 この見方について、同朋との繋がりが強く 独自の人脈を持つことや子供の教育に力を入れていることなど、 社会的少数者 として生き抜くための知恵が商売にも生かされているという説明がなされています。また、金貸しなど蔑視の

チャイニーズレストランシンドローム

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  1960年代、中華料理を食べた直後に軽いしびれや頭痛、吐き気、顔の紅潮などの症状を訴える人々の報告がなされた。 中華料理を食べたことで起こる一連の症状は“ チャイニーズレストランシンドローム ”と呼ばれ、犯人はうま味調味料のグルタミン酸ナトリウムと言われていた。 当時のアメリカにおいて、 うま味調味料 の使用は中華料理に限られていたので、 グルタミン酸ナトリウム が長らく犯人扱いされてきた。 しかし、グルタミン酸ナトリウムの摂取実験では吐き気や胸の圧迫といった症状は確認されず、料理に沢山加えても同様の結果であった。 このような複数の実験結果から、 現在ではグルタミン酸ナトリウムは原因物質ではないと考えられている。 真犯人として疑われているのがヒスタミンで、サバなどの青魚であたるときにはこの物質による中毒が多い。 チャイニーズレストランシンドロームはヒスタミンの過剰摂取時の症状に似ていること、ヒスタミンを分解するビタミンB6が欠乏している人に症状が現れ易いことが根拠とされている。 獲れてから時間が経過した海産物や魚醤油にヒスタミンが含まれており、中華料理でこういった食材がよく使われることから原因物質として有力視されている。 グルタミン酸について、この物質は脳の伝達物質であるという理由から、多量に摂取すると脳内の伝達が良くなり、ひいては頭がよくなるという噂も流れた。 噂を信じた教育ママは味付けにうま味調味料を多量に使い、お受験を控えた子供に積極的に食べさせたという。 また、アメリカの天才的知能を持った子供が納豆(ねばねばの主成分はグルタミン酸)を常食しているという話がテレビの放送された際には、納豆を子供に食べさせる親も増えたという。

娼婦の復讐

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  裕福な中年女性のグループがとある観光地に旅行に行き、夜には街の盛り場へと繰り出した。 レストランで食事をして程良く酔いが回ったご婦人達は、そのままホテルに帰ってはつまらないという話になり、 売春宿が立ち並ぶ ディープスポットを面白半分で見学しに行くことにした。 最初はおっかなびっくりの彼女達であったが、集団で行動していたことで段々と強気になっていった。 ご婦人達はキャーキャー言いながら見物に興じ、リーダー格の二人は悪ノリで売春婦達をからかったり、侮蔑する言葉を浴びせながら売春街を歩いたのであった。 ・・・・ 売春宿が立ち並ぶ通りを抜けて、さてホテルに帰ろうかという所で、ご婦人グループに突然声を掛ける者があった。 「よかったら一緒に飲みませんか?」 若くてハンサムな2人組の男性である。 他のご婦人達は警戒して誘いに乗らなかったが、強気なリーダー格の二人は若い男と 夜の街に消えて行った。 婦人がふと 気づいた時には既に朝になっており、なぜか見知らぬ安ホテルのベットで寝ていたのだった。 ショットバーで男性達と飲んでいたところまでは覚えているが、そこからの記憶がすっぽり抜けている 。 頭も痛いが顔にも鈍い 痛みを覚えたので、洗面所に行って自分の顔を鏡で確かめた。そして、ご婦人は思わず悲鳴を上げた。 ご婦人の顔には派手な刺青が彫られていたのだ。 もう一人のご婦人も同様の被害に遭っており、顔には下品な刺青が彫られていた。 ショットバーで飲んだ酒には睡眠薬が盛られており、眠らされているうちに刺青を彫られたのである。 昨晩声を掛けて来たハンサムな男性は売春婦の情夫で、ご婦人を誘ったのは侮辱に対する 報復のためであった。

日焼けマシーン

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  海外の話である。とある所に、さえない二人の女学生がいた。 その二人、1週間後には海岸沿いのリゾート地で夏休みを楽しむ予定であった。 「今年の夏こそは」と、ボーイフレンドを作る決意を固めて、リゾート地での素敵な出会いに胸をときめかせていた。 まずは図書館通いで青白い体をどうにかしなければならない。生白い体では、イケてない大人しそうな印象を持たれそうで、二人のコンプレックスとなっていた。 健康的な小麦色のボディーでビーチを歩くために、二人は日焼けサロンに通うことにしたのであった。 しかし、観光地に発つまで、残された時間は1週間しかない。 いち早く体を焼くために、二人は一日に何軒もの日焼けサロンを梯子して歩いたのであった。 そんなことを繰り返していたある日、一緒に日焼けサロンに通っていた友達が体の不調を訴えた。 電話越しに 「具合悪いから今日は家で寝てるね・・・」 これが友達と交わした最後の言葉となってしまった。その日の晩に、友人は亡くなってしまったのである。 やはり日焼けマシーンを過剰に使用したことがいけなかったのか?女学生は怖くなってしまい、急いで病院へと向かった。 ・・・ 診察を終えるとお医者さんは、女学生にこのように告げた。 「あなたの内蔵は焼けています。」 お医者さんの言葉に心底驚いて 「先生!私は、私の内臓は治りますよね!?」 するとお医者さんはため息交じりに、女学生に告げた。 「一度焼いた肉を、生肉に戻す方法があればね・・・」 ・・・・・・ 日焼けマシーンが世に登場した頃のお話である。 米国の新聞で民俗学者が持っていたコーナーには、日焼けマシーンに関わる多数の投書が寄せられた。 「日焼けマシーンの使い過ぎで、内臓が焼けて亡くなってしまったんです。これは友達の友達の身に起こった、本当の話です。」と。 そして、度々届く似た様な内容の投書にうんざりした民俗学者は 「くそ、また黒焦げか! (Curses! Broiled Again! )」 うんざり感と共に、この投書の分析から人々の繋がりが希薄な都市部においても、同じような類話が口承により広まっていることに驚く。 そして学者はある事に気がついた、これらの類話は都市の民話、都市の伝説と言えるのではないかと。

9、9、9・・・・

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  ビジネス街でのこと。 黒人の青年がマンホールの上でとても楽しそうに跳ねている。 そして「9、9、9・・・・」と、9という数字を繰り返して叫んでいる。 それを見た白人のビジネスマンが青年に尋ねる。 「なにをしているんだ?」 「9、9、9!・・・・」 問いを無視してただ楽しそうに跳ねている。 あまりに楽しそうなのと、無視されたのが癪にさわり、黒人青年を突き飛ばして今度は自分がマンホールの上で飛び跳ねてみた。 マンホールを踏みつけて垂直にジャンプした瞬間、青年がマンホールのフタを素早くずらした。すると白人ビジネスマンは叫び声をあげながら穴の中に消えていった。 そして黒人青年は 「10!、10!、10!・・・」と、楽しそうにマンホールの上で跳ね始めたのだった。

レプラ流行地域

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  世界大戦前の話である。ある欧米人男性が旅行で中東の○○国を訪れた。 砂漠性の気候で酷く熱い昼下がりに、男はガソリンスタンドに立ち寄った。その地域はレプラ(ハンセン病)の流行地域なのか、顔に覆いをした通行人や罹患した浮浪者をチラホラ見かける。 立ち寄ったガソリンスタンドの従業員もレプラ患者であった。 タバコをふかしながら「近くにレストランはないか?」と尋ねると、近くに欧米人が経営する大きなレストランがあると教えてくれた。 さっそく教えてもらったレストランに行くと、店のオーナー夫婦は男と同邦の人間であった。オーナーとは意気投合して、この辺にはまともな宿が無いので良かった自宅に来ませんか?と誘ってくれた。 オーナー夫婦からはお金持ち特有の気品が感じられ、裕福そうな印象を受けたので、家も期待できると踏んだ男は素直に好意を受けることにした。 「店の営業は早めに切り上げますので、ディナーの時間に家に来て下さい」と、自宅の場所が書かれたメモを渡された。約束の時間までは余裕があるので、男は近場を観光して時間を潰すことにした。 夜になり、オーナー夫婦のお宅に伺うと期待通りの豪邸で、料理も豪華な品々が並んでいた。 食事の席にはオーナー夫婦の娘も居り、年の頃は二十歳かそこらの非常に美しい女性であった。娘が気になって 、食事中に何度も彼女の方に視線がいってしまう。 なるべく気づかれないようにちら見していたが、ふとした拍子に目が合ってしまった。すると娘は一瞬優しい笑みを浮かべ、目を逸らすこと無く挑発的とも取れる表情で男を見つめ返して来た。。。 食事中は娘のことで頭が一杯で、オーナー夫婦との会話は殆ど上の空。男は娘に対して強い情欲を覚えて、食事中に何度も彼女の方を盗み見していた。 「では部屋を用意しておりますのでゆっくり休んで下さい」とゲストルームに通されると、旅の疲れから男は早めに床に就いた。 その夜、娘がどうにも気になって中々眠れずにいるとゆっくりとドアが開いて、戸口に誰かが立っているのが見えた。 娘さんだと!すぐに気付いた男は、戸口に佇む彼女を部屋の中に引きづり込んでベットに押し倒した。 ベットに押し倒して激しく口づけをしたが娘は抵抗しなかったので、男はそのまま彼女の体を一晩中貪ったのだった・・・ 朝目を覚ますと、娘さんは居なくなっており、どうやら自分の部屋に戻った様子であった。 朝

ペニスの切断

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  アメリカでの話です。 8才になる息子を連れて、近所のショッピングモールへと母親が買い物に出かけました。ショッピングモールに着くなり、息子はおしっこがしたいと言い出しました。 母親は「この辺で買い物をしているから、終わったらここに来るのよ。」と言い聞かせて、息子をトイレへと送り出しました。 しかし何時までも経っても息子は戻って来ません。おしっこならとっくに戻って来てもいい時間です。 息子の身に何かあったのでは?と母親は段々不安になって来たので、警備員に頼んで男子トイレを見てもらうことにしました。 警備員がトイレを確認すると人だかりが出来ていて、床一面に血が広がっていました。そして血の海の真ん中に息子が横たわって悶絶しているではありませんか。 息子は警備員の手によってトイレから運び出されて、すぐに病院へと搬送されて行きました。 病院での検査の結果、命に別条はありませんでしたが、男性器が切断されていることが判明しました。 犯行を行ったのは有色人種の少年達で、ギャングへの入団儀式として白人少年のペニスを去勢したのでした。 目撃者の話によると、犯行グループの少年達は血まみれのペニスをポケットに入れて、笑いながらショッピングモールを歩いていたそうです。