寿徳寺の裏山付近では坊主頭もしくは僧侶の恰好をした妖怪である入道が現れるという昔話があった。
寿徳寺は多摩市で最も古い歴史を持つ寺院で、東寺方(旧称:寺方村)に存在する。1390年に真言宗の僧、念阿法印護法によって創建され、その後1541年に日舜宗慧大和尚が再興し、曹洞宗に改宗された。この寺は寺方村の地名の由来になったと言われている。
隣接する山神社はオオヤマツミノミコトを祭神としており、かつては寿徳寺の境内の一部であった。
「入道谷戸」は寿徳寺の裏山にある小さな谷戸を指し、昔から坊主の妖怪である入道が出没するという伝承が伝わっている。東寺方にある観蔵院や、豊ヶ丘の吉祥院には鐘楼があり、毎年除夜には多くの人々が訪れる。
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